感情のコントロール法――90秒で流せる理由


感情のコントロール法――90秒で流せる理由こんにちは!
ホリスティック精神科医の浜野ゆりです。

外部で起こる物事は
自分ではコントロールできず、

したがって、いつどのような
ストレスが降りかかって来るかは
予想できないし、防ぎようがない、
と一般的には考えられています。

「家族が、上司が、景気が・・・」
悪いんだから、こちらにはどうしようもない、
という捉え方が、多くの人が
共有しているものです。

確かにいつ何が起こるかは
個人ではどうしようもない
部分が大きいでしょう。

しかし、起こった後に
それについてどう考え、

どんな感情を湧きあがらせるか、
その結果どんな行動を取るかは
相当大きな部分、本人の
ものの見方の「習慣」次第なのです。

この点にフォーカスしたのが
「認知療法(CT)」
「認知行動療法(CBT)」であり、

「自分がどのくらいストレスに
感じるかは、出来事そのものよりも
その出来事に対してどう
受け取るかに大きく依存する」

というのが、CTやCBTの
要点です。

働き盛り真っ最中で脳卒中に倒れ
生死の境をさまよった時の
特異な意識体験をTEDでも
公表した、脳科学者の
ジル・ボルト・テイラー氏は、

その著書『奇跡の脳』の
第15章 「自分で手綱を握る」
の中で、こんなふうに述べています。

ーーーー(以下引用)----
わたしは、反応能力を、
「感覚系を通ってくるあらゆる
刺激に対してどう反応するかを
選ぶ能力」と定義します。

自発的に引き起こされる
(感情を司る)大脳辺縁系の
プログラムが存在しますが、

このプログラムの一つが
誘発されて、化学物質が
体内に満ち渡り、そして
血流からその物質の痕跡が
消えるまで、すべてが
90秒以内に終わります。

たとえば怒りの反応は、
自発的に誘発されるプログラム。

ひとたび怒りが誘発されると、
脳から放出された科学物質が
からだに満ち、生理的な反応が
引き起こされます。

最初の誘発から90秒以内に、
怒りの科学的な成分は
血液中からなくなり、
自動的な反応は終わります。

もし90秒をが過ぎてもまだ
怒りが続いているとしたら、
それはその回路が機能し続ける
ようにわたしが選択をしたからです。

(中略)

自分に苦痛を与えるような思考を
巡らす必要なんかないんだ
気づいたことが、一番
元気をくれました。

もちろん、苦痛を与える思考を
巡らすことは、自分でその回路を
選んだと承知しているかぎり、
悪いことじゃありません。

それと同時に、そうした思考に
飽きてきたら意識的に止められる、
という能力を持って
いるんだと知ることが、
開放感につながるのです。

肉体や精神の環境がどうであれ
右脳の領域に踏み込んで、
思考を現在の瞬間に引き戻し
平和と愛の心(右脳マインド)に
戻れることを知っていれば、
束縛から解放されます。

ーーーー(引用終わり)ーーーー

つまりあなたの精神状態は、
あなたが自身の心の手綱を握る
スキルを、どれだけ
身につけて
きたかの結果です

逆にいえば、筋トレと同じで
早く始め、毎日練習を続けている
人ほど、誰でも上達できるのです。

・・・
下記は、ジル氏のTED映像です。
今回とは少し違う角度のテーマですが、
「いまここ」にいる大切さは、
この体験からもわかります。



ーーーーーーーーー


浜野ゆり

浜野ゆり の紹介

ホリスティック精神科医。通常の精神医学や心理学の他、心身を癒す分子整合(オーソモレキュラー)医学にもとづく栄養療法や、催眠療法・瞑想・レイキ・アロマさらには占いも習得。これらをフル活用してみなさまの統合的健康と幸せ感獲得のお手伝いをします。
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