潜在意識は冗談を理解しない――潜在意識の性質その3


潜在意識は冗談を理解しない――潜在意識の性質その3 

こんにちは!
ホリスティック精神科医の浜野ゆりです。

これまでに、潜在意識の3大特徴

1)潜在意識は、自他の区別がない
2)潜在意識は、否定語を理解しない
3)潜在意識は、冗談を理解しない(冗談が通じない)

のうち、2つめまでの
内容についてご説明してきました。

今回は3つめについて
お伝えしますね。

3)潜在意識は、冗談を理解しない
(冗談が通じない)

例えば、誰かにほめられた時、
「いやあ、大したことないんですよ」

とか、

「いや、私じゃなくて、
〇〇さんのおかげです」

といった応答をする方、多いですよね。

特に日本では自慢するよりも
謙虚な人、他人のおかげという方が
礼儀正しい、謙虚だ、道徳的だ

という価値観が昔から続いているので
もう反射的に、こうした受け答えに
なる人が多いでしょう。

これをする時にどんな心理が
作用しているかというと、

・実際に自分は大したことない、
ホメてもらうほどのものではない
と思っている

・(特に他人の前で)ホメられると
他の人のやっかみ、ねたみを買う
怖れがあると感じ、否定したくなる

が考えられます。

ただ、日本では上記のような
「謙譲の美徳」があるぶん、
口では違うと言っていても

本当はある程度は嬉しいし
誇らしいのだろう、というのは
わかってもらえているでしょう。

しかしもっとネックになるのが
自分が何かを得るために主張しなくては
ならないような場面の場合です。

例えば数人いる場で、誰もが好きな
お菓子が人数分ないとします。

あなたが棄権すれば、他の友人たちは
お菓子が行きわたるというような場合、
素直に「私もそれがほしい!」
といえるでしょうか?

日本は謙譲の美徳があるために
自分の利益のために主張する人は
時に嫌がられる風潮もあるものの、
一方で

「口では要らないと言っているが、
本当はあの人だって欲しいのだろう」

という推測のもとに
そのお菓子をある程度分けてくれたり
することもあるでしょう。

それで、まあまあ丸く収まる、
というわけです。

欧米等では日本よりは

「言ったことが、思ったこと」

という前提にあるので
きちんと言葉に出して
主張する必要がありますが、

それでもある程度は手加減してくれる
場合もありえます。
特に親しい間柄ならば。

しかしあなたの潜在意識は、もっともっと
シビアというか、素直でストレートです。
ある意味、「バカ正直」
ともいえます。

ですから

「自分など大したことはない」

「そんなのいただくなんてもったいない、
私にはお構いなく(=要りません)」

などと口にしたり、そう思っていると、
その通りの現実が引き寄せられます。

多くの人たちが「〇〇がほしい」と
何年も思っているのに手に入らない場合、
実は本人も明確には気づいていないレベルで

「そのようなものは要らない」
「そんな良いものを受け取るような
価値が自分にはない」

と思っていることが多いのです。

以前、私のホリスティック・カウンセリングを
受けに来られたクライアントさんで、
このような例がありました。

その方は結婚を望みながら
異性づきあいが長続きしない、

あるいは交際を始めたと思ったら
後で既婚者だったとわかった。

または、強烈に好きになった人が
既婚者や彼女ありで、
自分はいつもセカンド扱い、
という状況です。

「なぜ、自分ばかり男運が悪いんでしょう?」

と彼女は嘆くのですが、
カウンセリングを通じてご本人の
内面をよくよく探っていくことで
次のようなことがわかってきました。

・自分は「1番大切な女性」
になるほどの価値がない、
だからセカンドのポジションがお似合いだ

・一番大切な女性になったら結婚となり、
他の人生の選択肢

(もっと良い男性との交際や結婚、
仕事にまい進できる生活、
旅行や趣味など好きなことに没頭できる
自由度のある生活 e.t.c. )

をあきらめなくてはならない。
だから、結婚に至らないような
男性とだけ付き合おう

・結婚に伴う諸々の制限
(相手の家族とのつきあい、
妊娠や育児に、少なくとも
向こう20年はエネルギーを

かけねばならない e.t.c. )
を背負う決心がつかないので
先延ばししたい

等です。

また、この方が結婚相手に
望む条件というのも

「自分と価値観が合う人」
「優しい人」
「離婚歴のない人」
「自分と同等以上の学歴や収入がある人」

といったことを挙げるのですが、
その条件とは具体的には何かが
明確になっていません。

例えば「離婚歴がない」とは
結婚したことがないという
ことになりますが、

そうした、結婚のみならず
交際もほとんどしたことのない人の中には、

相手の気持ちを思いやれない人や
性格の偏りの大きい人も
世の中にたくさんいます。

しかしそうした人は、
彼女の挙げる条件には
叶っていることになるので、

この条件で相手を求めると、
変な人との縁が
できやすくなってしまいます。

それに上記の条件を全て
満たしているとしても、

意地悪な姑や舅がいたり
彼らが病気や認知症になって介護を要したり
夫本人がそのような状態になるかもしれません。

生まれてくる子供が先天性障害のため
心理的・体力的・経済的に
大きな負担を要するように
なるかもしれません。

あるいは、晩婚が多い昨今ですから
妊娠に至るために予想以上に
時間と労力とお金が
かかるかもしれません。

そのように、全てを予め
カバーすることは不可能ですが、

しかし自分の求めるものは明確に規定し
規定しきれないものも、最終的に自分が
どういう状態になれば幸せと感じるのかを
はっきりと定義し、

それを文字にも記録し、
しょっちゅうそれを読み返して
潜在意識に「これがほしいのよ!」
とオーダー(注文)する必要があるのです。

マリッジカウンセラーの
このはなさくや氏が動画の中で
言っておられることですが、

ただ「パートナーがほしい」というのは、
中華料理屋に入って
「中華が食べたい」というのと同じで
具体性に欠けるので、

客が食べたいメニューを選び、決断し、
明確に注文するまで、
料理人も待つしかないのです。

だから、もう何年も希望しているものが
あるのに実現しないなあと思っている方は、
注文の仕方が漠然としていないか、

あるいはまだか叶っていないと思っているが
実は既に注文通りのものを受け取っている

(前述の、「変な男性ばかりくる」
と言っていた女性のように)
のではないか、よく検討
してみる必要があります。

あなたは、本音からの希望を
ストレートに、しかも
明確に定義して
「注文」していますか?


浜野ゆり

浜野ゆり の紹介

ホリスティック精神科医。通常の精神医学や心理学の他、心身を癒す分子整合(オーソモレキュラー)医学にもとづく栄養療法や、催眠療法・瞑想・レイキ・アロマさらには占いも習得。これらをフル活用してみなさまの統合的健康と幸せ感獲得のお手伝いをします。
カテゴリー: 潜在意識   タグ:   この投稿のパーマリンク

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