「失敗」してこそ頭が良くなる


「失敗」してこそ頭が良くなるこんにちは!
ホリスティック精神科医の浜野ゆりです。

あなたは、失敗が怖いほうですか?

まあ、誰でも失敗はしたくないでしょうし
できるだけ成功するためにこそ
頭を使うのでしょうが、

生きている以上、思うようにいかないこと、
予想に反した結果になることは
珍しくありません。

その際には、「失敗」を
どうとらえるか、つまり
どう意味づけるかでその体験の
意義が変わり、

それに応じて
あなたの感情が変わり、
自己評価が変わります。

ストレスに強く、成功している人
の多くは感情が安定していますが、
その理由の一つが
「失敗を失敗と思っていない」
からです。

つまり、特定の結果を期待して
行動したのにそれが得られなかった場合も
「失敗だった、自分はダメだ」
という捉え方をするのではなく、

「このやり方では上手くいかない
ことがわかったから、よかった」

と、
「成功に向けての情報が得られた」
ことに意識を向けるので、
別に「失敗」ではないのです。

そして
「ではどう改善したら、
次は上手くいくだろうか?」

という視点で考え、次の一手を考えるので
実際に行動すればするほど
成功率は上がり、

それを繰り返すので
社会的にも、あるいは人間関係上も
成功していくのです。

また脳は、その持ち主(つまり、あなた)
の言いつけどおりに機能するので、
あなたが

「今回のどこを訂正すれば
次回、上手くいく?」

と問えば、それを見つけるべく
働き、回答をくれるので
改善法がわかるようになります。

すぐにはわからない場合も
何日間も問い続けると
普段はすっかり忘れていると思っていた
過去の情報がフッと思い浮かんだり

なぜか急に特定の知人と
久しぶりに話したくなって電話し
食事を共にしてみたら、

求めていた情報が、話しの流れで
知人の口からポロッと出てきたり・・・
ということが起こります。

それに、人は感情の動物なので、
いくら頭で「こうすべきだ」と思っていても
感情が動かないとなかなか行動できません。

もしもあなたが、
上手くいかなかったことについて
自分を責めたら、気持ちがへこむので
次の行動を取りづらいでしょう。

対照的に、もし上手くいかなくてもその時に

「うん、でもおかげでこの方法では
いけないとわかったから、よかった!

それに、初めてのことなのに、
〇〇という行動を取った自分は
なかなか勇気があるじゃないか。
私、よくがんばったね!」

と自分に対して見るようになると、
「行動できた自分」自体がホメの対象なので、
次もまた行動しよう、という気になります。

成功している人、心の安定している人は
こうした工夫を自分に対して
常に行なっているのです。

ーーーーー

脳科学者、池谷裕二氏の本『海馬』では、
脳機能と記憶、脳神経の発達などに
ついて、わかりやすく対談形式で
書かれていますが、

その中で
以下の内容を述べています。

彼の友人の科学者がサルに
丸と楕円の区別をさせる実験をしたのですが、
なかなかできません。

しかし、楕円の前段階として
三角を中間課題として出すと、
丸と三角の区別はつけられるようになる。

そのうちにいつしか丸と楕円の区別も
できるようになる、つまり
だんだんと微妙な違いが
わかるようになるのだそうです。

この時の成功率とその後の
学習効果について、池谷氏は
以下のように述べています。

ーーーーー

一足飛びには無理なのだったら、
まずは途中にあたる課題に取り組んだ
ほうがうまくいきます。

スモールステップアップといいますか。

しかも、学習の過程で、
より多くのミスをしたサルのほうが
将来的には記憶の定着率がいいのです。

脳は、消去法のように、
「ミスをした方向に再び
進まないように次の道を選ぶ」
という性質があります。

三角なのにレバーを押してしまって
(丸だと回答してしまって)
罰を受けたら、これはむしろ
脳にとっては飛躍のチャンスなんですね。

「これは違うんだ」とわかった上で、
次の道を選べるから。

失敗をくりかえさないと、
あまりかしこくならないです。

ーーーーー

このように、「失敗」は
あくまでも「成功」への
プロセスであり、
中間地点に過ぎません。

ある起業塾では塾生に最初に
「『失敗しない』ことを
あきらめてください」
と言います。

つまり、会社員(あるいは主婦)から起業家へと
全く新しい分野の行動をせねばならないのに、
失敗なく成功だけできるわけはないのです。

山のように「失敗」するのが普通。

大事なのは、それを現実からの
フィードバックだと受け取り、
より成功に近づけるための工夫を加えて
次の一手として行動してみる、

それでまた失敗したら(特にはじめのうちは
大半が失敗続きでしょう)、
また手を加えて次を試みる。

この粘り強さと、自身および
将来への信頼感が、その人に
「成功」をもたらすのです。


浜野ゆり

浜野ゆり の紹介

ホリスティック精神科医。通常の精神医学や心理学の他、心身を癒す分子整合(オーソモレキュラー)医学にもとづく栄養療法や、催眠療法・瞑想・レイキ・アロマさらには占いも習得。これらをフル活用してみなさまの統合的健康と幸せ感獲得のお手伝いをします。
カテゴリー: 脳機能, 記憶   タグ:   この投稿のパーマリンク

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