「マンネリ意識」「当たり前視」は頭を悪くする


「マンネリ意識」「当たり前視」は頭を悪くするこんにちは!
ホリスティック精神科医の浜野ゆりです。

前回の記事
「失敗」してこそ頭が良くなる

に続いて、
『海馬』からの話題です。

「最近、記憶力が落ちたなあ」
と感じているあなた。

「年を取ったんだから、仕方ない」
と考えていませんか?

実はそれは本当は記憶の問題ではなく、
あなたのマンネリ意識が原因かもしれません。

子供の時期は日々の体験が新鮮なので、
それに意識を集中し、味わい、感動しています。
だから毎日が印象的で、感動に満ちています。

しかし経験を重ねると徐々に
新鮮味がなくなり、すると
日常生活での一つ一つの体験が
マンネリ化し、印象に残りません。

その結果、

「確かに経験したはずなのに
ほとんど記憶に残っていないのは、
記憶力が低下した、頭が悪くなったのでは」

と感じてしまうのです。

脳科学者の池谷裕二氏は
このことについて
「生きることに慣れてはいけない」
という表現をしています。

ーーーーー
メンタルヘルス上でも、「当たり前」と
思うことが増えれば増えるほど
「感謝」や「喜び」が減り、
すると「自尊心」や将来への「希望」すら
低下するので、

・「~して当たり前」という意識
・毎日同じ行動パターンを取る

ことが多い人ほど、脳も、したがって
心も刺激を受けにくく、その結果

・気分がさえない。
→さらに進行すると「うつ」や「不安」
になりやすくなる

・脳が新たな刺激を受けないので
思考力や判断力も鈍っていく

ことがわかっています。
ーーーーー

東京で栄養療法も取り入れた
心療内科クリニック
「新宿OP廣瀬クリニック」
で診療しておられる廣瀬久益先生は、

これを「(心の)生活不活発病」
と呼んで、
「心が冴えないときこそ、
先に身体から動かして刺激すべき」

伝えておられます。

人の心と体は密接に関係しているので、
身体を動かし、心拍数が上がったり
体温が上昇すると代謝が上がり、

それにつられて脳も刺激を受け
気分・意欲・集中力が上がります。

こちらの私の過去記事(昔から書いている
「精神科医 浜野ゆりのホリスティック日記」の)
「体は心を動かす」

もご参考に。

ーーーーー

前出の池谷氏はその根拠の1つとして
脳内の「側坐核」という部分の働きが
関係する「作業興奮」という現象であると
説明しています。

典型的なのが、例えば
部屋が散らかっているのを片づけなければと
思っているが、おっくうだ
と当初感じている。

しかしいざ片づけに取りかかると、
徐々に気分がノッてきて、

気づくと、当初の予想以上に
どんどん片づけたくなり、
実際に片づけることができ、
部屋がきれいになった。

といった体験です。

池谷氏はこれを、
以下のように述べています。

「やる気がない場合でもやりはじめる
しかない、ということなんですね。

そのかわり、一度はじめると、
やっているうちに側坐核が
自己興奮してきて、集中力が
高まって気分が乗ってくる。

だから『やる気がないなぁと思っても、
実際にやりはじめてみるしかない』のです。」

あなたも、こうした経験があるのでは
ないでしょうか?

ですから、気分が冴えない、
乗らない時こそ、
身体の方からまず動かしましょう。

ーーーーー


浜野ゆり

浜野ゆり の紹介

ホリスティック精神科医。通常の精神医学や心理学の他、心身を癒す分子整合(オーソモレキュラー)医学にもとづく栄養療法や、催眠療法・瞑想・レイキ・アロマさらには占いも習得。これらをフル活用してみなさまの統合的健康と幸せ感獲得のお手伝いをします。
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