その落ち込みはうつ病レベルか?を見分ける方法


その落ち込みはうつ病レベルか?を見分ける方法

こんにちは!ホリスティック精神科医の浜野ゆりです。

うつ状態にある時、それががうつ病レベルなのか、 それとも誰にでも起こりうる一時j的な落ち込みや意欲低下なのか。
簡単に見分ける目安があります。

春の丘

 

(1)気分転換が有効か、それとも逆効果か。

例えば

・快晴で暖かい天気の日である

・大好きなディズニーランドや、以前から食べたいと気になっていた店への食事に誘われて参加してみた

など。

健常人の一時的なうつ反応なら、こうした、自分が本来好きあるいは快適と感じる体験をすると気分も体調も回復し始めます。

しかしうつ病になっていると、

・良い天気を見ても
「世の中はこんなに良い天気なのに、自分の気分だけ、暗い・・・」
となおさら悲観気分や寂寥感が強まったり、

・「せっかく気分転換に誘ってくれたのに、気分を直せない自分ってダメだなあ」
とますます自己評価を下げてしまったり。

正反対の反応になります。

 

(2)原因が去ったら気分が回復するか

例えば

・恋人に振られた
・希望していた学校に不合格になった

といった事象があった場合、しばらくの間落ち込むのは、もちろん正常な反応です。

 

しかし落ち込んでいる最中でも、

・「やっぱりあなたとやり直したい」と相手から連絡が来た

・「あなたは補欠だったが、繰り上げ合格になった」と学校から連絡が来た

としたらどうでしょうか?

とたんに元気が出て、さっきまでとは180度変わったハイな気分になり、行動的にもなりますよね。

ところがいったんうつ病レベルにまで進行していると、

・つきあいたかった相手からオファーがあっても「面倒くさい」、

・学校からの合格通知にも
「そもそもその学校に本当に行きたいのか、今やわからなくなった」
「入学したところで、勉強を続ける意欲も集中力もなさそうなので、 学業を続けられないのでは不安ばかり高まる」

といった精神状態になってしまい、喜んで次の行動に踏み出す、という気持ちには到底なれないのです。

健常時の心理では理解困難でしょうが、
これこそがうつ病という、病気レベルならではの反応なのです。

ただし、うつ病の症状の程度や性質も時代と共に少しずつ変わってきた部分もあり、 (最近はもうこの用語はあまり聞かなくなりましたが)若者世代に多いとされた
「新型うつ病」は従来型(古典的な)うつ病と異なり、
「気晴らし刺激」によって、一時的にしろ結構気分や意欲が改善しうるので、 その意味ではやや区別しづらいかもしれません。

しかしそのおかげで、十分に回復する以前の段階でも心理療法(認知行動療法をはじめとする心理カウンセリング)が効くとどのように具合が良くなるのか、どんなに楽になるのかを先んじて一時的にでも体験できるので、

その後に必要な、数ヶ月単位の、根気強い治療への取り組みのためのモチベーションにもなるので、役立つことでしょう。

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(3)不眠や食欲低下が2週間以上連続しているか

日々生きていれば、いろいろ嫌なことにも遭遇します。

健常人でもそうしたことに反応して不調になることはもちろんありますが、 それが毎日、2週間以上も連続しているとなると、うつ病をはじめとする精神疾患を検討する必要が出てきます。

「うつ病」の原因として、一般的には心理的ストレスとか、 中長期的に続いた身体の疲労がわかりやすいですが、

それだけでなく、何らかの生物学的要因、いわゆるバイオリズム的なものにより、 他人から見ても自分で考えても理由らしい理由が思い当たらないのに、 うつ病になってしまうことはあります。

そういう場合にも2週間以上、一貫して症状が続くことで、区別ができることが多いです。

不眠や食欲低下、強い落ち込み、身の回りのことをするのもいちいちおっくうで大変だと感じる状態が半月以上続いたら、心療内科や精神科を受診してみましょう。


浜野ゆり

浜野ゆり の紹介

ホリスティック精神科医。通常の精神医学や心理学の他、心身を癒す分子整合(オーソモレキュラー)医学にもとづく栄養療法や、催眠療法・瞑想・レイキ・アロマさらには占いも習得。これらをフル活用してみなさまの統合的健康と幸せ感獲得のお手伝いをします。
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