糖質制限はてんかんにも効く


こんにちは!
ホリスティック精神科医の浜野ゆりです。

ここ数年でようやく糖質制限が一般に
認知されるようになり始めましたね。

最初はダイエットやメタボ対策、
アンチエイジングの観点から、
その後から少しずつメンタルな効果
(うつ、不安、不眠など)も
知られるようになってきています。

ーーーーー

で、じつは「てんかん」にも
糖質制限が有効なこと、
ご存知でしたか?

小児科領域では難治性てんかんの
治療法として厳密な糖質制限かつ
高脂肪食が有効であることが
結構知られていたそうですが、

最近では成人のてんかんにも
有効な場合があることが
報告されるようになっています。

例えばこちら↓
成人てんかんにも、ケトン食が適用される時代に

また、4月21日の朝日新聞(静岡版)では
脳炎後のてんかんを持つ成人男性
木下剛史氏の体験談を受け、

彼の所属する浜松のグループ会社が
糖質制限食を続けやすくする
食品開発を始めた、という内容の記事が
載っていました。

おりしも今年4月から
難治性てんかんへの食事療法が
保険適用に。

今後は病院食とか学校給食でも、
こうした特殊な必要性を持つ
子供たちへの食事も
考慮が必要になってくる時代なのでしょうね。

ーーーーー

「ケトン食ってそもそも何?」

「脳はブドウ糖しか利用できないと聞いた。
だから糖質を全く摂らなければ
健康に悪いのでは?」

「え、高脂肪食にする必要があるの?
それではかえって、
心臓とかに悪いのでは?」

という疑問を持ったあなた。

以下の情報を参照してください。

小児科で高い効果をあげるケトン食療法

冒頭でご紹介した、木下剛史氏のブログ
糖質制限(修正アトキンス・ケトン食)で
てんかん発作を抑える事(GABAを増やすコト)
に挑んでいる大下のブログ

新聞記事によると、木下氏の例では
ある日カキフライを食べたら、
その衣のパン粉に反応したと思われる
てんかん発作をきたしてしまったそうです。

糖質制限で有名な医師、
江部氏もブログに書いていますが
彼の推奨する「スーパー糖質制限」よりも
さらに糖質を切り詰めたのがケトン食。

やはり、本格的な「治療」というスタンスでないと
なかなか取り組めないでしょうが、
多剤長期私用で副作用に苦しむ患者さんには
朗報であることには違いありません。

こうした「治療食」の存在を
世間の皆がより広く知るように
なってほしいものです。

ーーーーー

てんかん食ほどではないですが、
がんに対してもケトン食が
有効な場合があります。

下記のホテルは、自分のがんを
ケトン食で克服した人が
同じような人の助けになりたいと
開いた、こじんまりしたホテル。

伊東の温泉街にあります。

写真から見てわかるように、しっかり玄米ご飯が
添えられているため、
糖質制限メニューとしてはかなり
緩く、初心者向きです。

「和ホテルRCS」

和ホテルRCS夕食例

 

 


カテゴリー: 栄養療法, 糖質制限 | タグ: , | コメントをどうぞ

精神科医の死生観――「心のプロ」は死をどう考えている?


こんにちは!
ホリスティック精神科医の浜野ゆりです。

ゴールデンウイークもあと2-3日となりましたが、
いかがお過ごしでしょうか?

家庭サービス、気分転換、
普段会えない友人たちに会う、
趣味に没頭、寝だめ・・・
さまざまな過ごし方をしておられる
人がおられることと思います。

久しぶりにまとまった時間が取れたなら、
日ごろは目の前の作業をこなすので
手一杯で考えるゆとりのない、
しかし実は最も重要なテーマについて
考えてみるのも良いかもしれません。

先日、別件で You Tube を見ていたら、
以下のようなものが出てきて、
興味深かったので列挙しておきました。

メディアで名の知られた精神科医たちの、
それぞれの考える「生きる意味とは」です。

ーーーーー

●「人生に予め決まった意味などない。
そこを自分で考えて意味を作ることが、
生きる意味である。
そのために既に多くの偉大な哲学者たちが
この答えを求めていろいろ模索してきた」

といったスタンス。
つまり「人生は偶然で生じており、
その意味は個人が後付けするのでせいいっぱい」
という立場。

①樺沢紫苑氏
「人間は何のために生きているのですか?」

 

②ビクトール・フランクル

ユダヤ人としてアウシュビッツに囚われ、
いつガス室送りで死ぬかわからない毎日の中で
よりどころにし、周りのほとんどの人たちが

(毒ガスで殺される前から)心身への過酷な
負担でバタバタと死んでいく中、
どう考えて生き延びたのか。

その答えが、下記の彼の著書にあります。

以前の私の記事
「感謝」の反対は「当たり前」
もご参照。

 

●仏教(密教)の見地から
名越康文氏「なぜ生きるのか」

 

●バリバリのスピリチュアリスト
越智啓子氏
アマゾンの著者ページで、著書をご参照。

 

ちなみにこちらは全く別分野から。

・「ビートたけしが語る生きる意味とは」

たけしなので毒舌ですが、
バイク事故で瀕死の重傷を負い、
生き延びても一生漫才をはじめとしての
仕事をするのは無理と言われた中、

どのように考えて復帰に至ったのか。
そうしたことを語っています。

確かに、事故後の彼は国際的にも
名の知られる映画監督になるなど、
自己以前の言動とは違っていますが、

本人は決してそれで満足して
万歳というわけではなく、

あれこれして現在に至る
自分の人生全体を振り返り、

「まあ、結局何のために生きているか
なんて、わからないねえ」
という、ある種の覚めたスタンスです。

この辺りは、彼の著書
『死ぬための生き方』(新潮文庫)
にも書かれています。

ただ、彼は大衆への発信者ですからねえ。
個人的には、(ニヒルなのと同時に)
彼なりの謙虚さをもって
世界や人生をとらえているのでは、
と感じています。

 


カテゴリー: スピリチュアル, メンタルヘルス | タグ: , , , , , , , , | コメントをどうぞ

あなたの子供は、あなたの子供であるだけで価値がある


こんにちは!
ホリスティック精神科医の浜野ゆりです。

前回の記事
「引きこもりは子供の自尊心の低さを示しており、
親が無条件の愛を与えることで癒される」

に引き続いて、不登校や引きこもりの
子供への、親の対応法についてです。

子供を授かった時、妊娠中から
「異常のない、元気で
五体満足な子でありますように」
と祈り、無事満期出産になれば喜び、

生まれたばかりのわが子が
元気で健康なだけで幸せです。

もしも未熟児で生まれて
保育器でしばらく預かって
もらわねばならないならば、

「順調に育って、
予定通り退院できますように」
と、祈ることでしょう。

ところが「五体満足で、健康」
な子に対しては、そのうち
「這えば立て、立てば歩めの親心」
が出て来ます。

この川柳はポジティブな意味では
子供への期待感を持っている
ということになりますが、

裏を返せば「今のままでは不足」
という親の価値観を示しています。

これが続くと、学校での成績、
スポーツや習い事での上達度、
友達の多さ・・・などで
常に周りと比較し、

それに応じての評価を下すことになるので、
親はもちろん、子供本人も
気持ちが安らぎません。

子供にとって親は全世界の代表なので、
テストで取った点を親が見た瞬間に
表情が曇ったり、不機嫌になると

「成績が悪い私は愛されないんだ」
と結論付けてしまいます。

これは多くの親が、
ついやってしまうスタンスです。

しかし本来は、成績や能力に関係なく、
あなたの子供はあなたの子供であるだけで
価値があるはずです。

なぜなら、他の誰とも
取り替えることができないのですから。

そこのところを親が最初から意識し
子供に対応すると、

子供は
「自分が特別何か成果を挙げなくても、
親はいつも自分の味方で、
変わらず愛してくれるもの」

という大きな安心感をベースに
人生をスタートさせられるので、

その後他人とのさまざまな行き違いや
対立、いじめなどがあったとしても
自己価値観(自尊心、自己愛)
は揺らぎません。

逆に
「良い成績なら、
習い事が上手くできたら、 e.t.c.
『良い子』だと認めて、愛してあげる」

という「条件付きの愛」しか
親に与えられていないと、

子供は自己価値観が低く、
例えばクラスメイトに無視されたり
担任に誤解や心無いことをいわれただけで
すぐ心が折れ、引きこもってしまうのです。

ですから、もしあなたのお子さんが
不登校や引きこもりを続けているなら、

「これは、親としての子供への
対応法を考え直す必要があることを
教えてくれているのだ」

と認識し、ご自身を振り返る
きっかけにしていただけると、
その後、親子ともども、良い方向に
変わっていけるでしょう。

引きこもり始めた子供に対して
親が感じるとまどい、不安、
怖れ、怒りなどを、

子供は学校やクラスメイトや
自分の将来に対して感じています。

決してのんびりはしていないのです。

たとえスマホゲームなどばかりに没頭していて、
表面的には好き放題にしているように見えても、

それは内心の不安や焦りから目をそらせ、
気を紛らわせているだけで、
決して心は楽しくも、安らかでもありません。

「みんなが行って、楽しんでいる」
はずの学校という、

子供にとって最大の
社会から脱落している自分への
劣等感や今後への不安焦燥感で
いっぱいなのです。

そんな気持ちでいる時に
「いつまでブラブラしているつもり?
このまま一生遊んで暮らすの?」

などと追いつめるような言葉を
かければ、子供は

・自室に鍵をかけ、出て来ない
・顔を会わせても挨拶はもちろん、
視線も合わせない
・親に暴言を吐く
・物に当たったり、親に暴力をふるう

といったことをしたくなります。

そうすることでしか自分の気持ちを守る
手段を知らないし、
自分を守らないと、ますます親に
傷つけられる、と感じているからです。

つまり、親がきちんと自分を
見てくれてない、話を聞いてくれてない
(一方的に価値観を押し付けてくるばかり)、

わかってくれてないという不満が
家庭内暴力や暴言になっているのです。

逆に、自分が親に無条件に
愛されていると思えば、
そうした防衛反応もしなくて済みます。

そして人間は、自分を本当に
愛してくれている人間を
攻撃することはできないので、
暴力をふるう理由もなくなります。

自分が自分としてありのままでいても
親が愛してくれていると実感できれば
自分も自分を愛せるようになるので、
いずれ登校したくでしょう。

なぜなら、同じ年頃のみんなが
学校で楽しく活動しているのに、
自分一人が自宅でポツンといることなど、
本当は嫌だからです。

ーーーーー

あなたの身近な人は、
あなた自身の内面の課題を
映し出しています。

前回の記事にも書きましたが、
子供をありのままに認められない親は、
親自身も自分の親に十分愛してもらえず
そのため、自己価値観が低くなっています。

ですから、子供の不登校は
「そろそろ、自分自身を愛する練習をしましょう」
という、人生の重要な課題に取り組む時期に来たと
解釈して、親がまず変わりましょう。

その結果としてご自身の気持ちが変わるのみならず、
お子さんをはじめとして
周囲の人の反応も変わっていくことに
あなたは驚くことでしょう。

ただし1点、注意する必要があるのは、
最初から子供が登校することを期待して
子供への反応を変えようとしても
効果がない、ということです。

結果を最初から期待せず、
無条件にまず現状のお子さんを
受け入れ、愛する練習をしてくださいね。

そのための第一歩は、
前回の記事の中にも書いていますので。


カテゴリー: メンタルヘルス, 引きこもり | コメントをどうぞ

引きこもりは子供の自尊心の低さを示しており、親が無条件の愛を与えることで癒される


こんにちは!
ホリスティック精神科医の浜野ゆりです。

最近は不登校の子供が増えており
社会問題になっています。

あるいは、社会人になってとうに
自立しているはずの年齢で
何年も実家に居続け、

心理的にも経済的にも
親頼みの生活を続けている人も、
まれではなくなりました。

子供が不登校になると、親は
「とにかく登校を再開させよう」
と、説得したり、

「高校くらいは出ておかないとやっていけないぞ」
「大学に行かないと、ろくな仕事に就けないぞ」

などとプレッシャーを与え、
親が良しとする進路に早く
子供を戻そうとします。

しかし子供の方は、そのような
親の「まず結論ありき」
の価値観や言動にこそ
反発しているので、

この方針だと上手くいきません。
たとえいったんは再登校しても
また行けなくなるでしょう。

で、不登校になるきっかけは
多くの場合、クラスメイトや
担任教師に嫌な態度を取られた、
いじめられた、理解してもらえなかた
といった、自尊心を傷つける体験であり、

不登校になる子は、その前の段階で
親にも

「十分に愛してもらえている、
自分は価値ある存在だ」

と感じられていないので、
とても脆い自尊心の状態です。

だからこそ、学校での行き違いや
自分を支えてくれない人や
攻撃してくる人がいると

たちまち委縮し、怖くなり、
登校できなくなるのです。

自尊心がある程度育っていれば、
ネガティブな対応をしてくる人がいても

「自分が悪い」からではなく
「相手の問題」だと、心理的に
距離を置いて見られるので、
さほど動揺しないで済みます。

で、多くの親が良かれと思って
やっているが、
実は子供を傷つけているのが

「成績が良い時はほめるが、
他の場面ではなかなかほめない」

「人を学歴や職業など、肩書で
評価し、価値づけする」

といった姿勢です。

これだと、子供も、成績が良いうちは
親に認められて自尊心を保てますが、

ひとたび周囲の人の方が成績が良い、
学歴が良いなどの環境に入ると
自尊心を保てなくなり、
登校をできなくなってしまうのです。

子供が最も求めているのは、
親の無条件の愛です。

無条件とは、

「成績や学歴や容姿など、
外側の条件に関係なく、

あなたは私の子供で、だから
私(親)はそれだけで、
あなたがいつも大好きで
すごく大事なんだよ。

無事に生きていてくれるだけで
私は嬉しいし、幸せ」

と、折に触れて伝えていくことです。

精神科での外来にも、
定期的に不登校の子供を連れた
親が相談に来られます。

子供をほめて、自信をつけさせて
あげるのが親の一番の役割ですと
説明すると、

「でも、あの子は、ほめられる点が
あんまりないんですよね~」
などといわれることがあります。

そこで、私は、上記のような説明をします。
そして、どんな些細なことでも良いので、
毎日自分の日記代わりに、子供の
「長所を3つ」書く、という課題を出します。

また、折に触れて親の方から
子供に、子供自身の良い点を
口に出して伝えるようにしてもらいます。

最初は親が照れくさいと抵抗したり、
子供が親の急な変化に驚いて
気持ち悪がったりもしますが、

毎日続けていくとそれが新たな
良い習慣になり、これが子供の心も
親の心も癒します。

両者が癒されれば、当然
自然体の会話が生まれやすく、
そうすると子供の方も次第に
親に心を許し、本音を話しやすくなるでしょう。

この段階で初めて、
「なぜ、登校できなくなったの?」
「今後、どうしたい?」
と、冷静に話し合える場が作れるのです。

更にいえば、子供をなかなかほめられず
欠点の指摘ばかりしたくなるのは
多くの場合、親自身も自尊心が低く、
自信がないので、

実際には親も自分の長所を
見つける練習をする必要があります。

このため、子供の長所日記を書くとか
子供をほめる更に前段階として
親自身の「自分ほめ日記」を
課題に出すことも多いです。

全ての人間関係は、あなた自身の
内面を反映しています。

身近な誰かの言動に不満を持つとき、
実際には自分自身のそうした面を
認められず、見ないようにしてきた
場合がほとんどです。

つまり、自分ごととしては
つい否認してしまうことを、
あなたの身近な人に投影して
感じてしまうのです。

なので、子供の言動でカチンとくる
ことがあるならば、それは
ご自身の何に気づかせようとしているのかを
心に問うてみてくださいね。


カテゴリー: ストレス, メンタルヘルス | コメントをどうぞ

子供の考えがわからない。上司・部下の心がわからない・・・というあなたへ


こんにちは!
ホリスティック精神科医の浜野ゆりです。

前回の記事
催眠を使って、人間関係も自分も改善する方法

では、先日の受講生向けワークショップで
「あこがれの人物」と一体化する体験をしてもらい、
各人が予想外の体験や気づきもしたこと
について、お伝えしました。

このような手法を使うと
イメージの中で「他者になりきる」
ことができ、

そうすると
相手の立場や価値観や感覚が
実感をもってわかるので、

相手がなぜそのような言動を
したのかなどが理解できます。

すると相手への共感もしやすくなるので
その結果、人間関係も
良くできることが多いのです。

ーーーーー

こうした目的で行なう手法は
他にも

・ロールプレイ(役割を演じる)
・サイコドラマ(心理劇)

などがありますが、

特別な心理学的知識や
スピリチュアルへの親和性がなくても
誰でもすぐに取り入れられる
手法もあります。

例えば、
「学歴もお金もない、頭も良くない」
と自認する若者が
友人が始めた会社で、

最初はぞうきんのごとく
ひどい扱いを受けながらも
そこから立ち上がり、成果を挙げ、
社長の右腕になるまでを描いた
『バカでも年収1000万円』
では、

経験から編み出した成功法則
「バカ6大奥義」
について書いています。

その方法の1つに、
相手の中にイメージ上で入り込み
相手の視点を体験する方法を
「プチ幽体離脱」と表現していますが、

その手法を使って
自分の提案を社長に喜んで承認して
もらえるための条件設定
を見つけ、提案を通せましたし、

彼がこの手法を教えた友人は
なぜ部下が自分のいうことを
聞いてくれないのかをわかることができ、

その点を改めたので、部下と
上手くいくようになったそうです。

そして、この手法は
わずか10秒ほど相手のイメージに
集中すれば良い、と述べています。

このように、イメージを使うことは
誰にでもできることで、

特別な知識や経験、感性や才能
といたものがない「普通の人」
でも問題なくできます。

それは、普通の人が誰でも
自転車に乗れるようになるのと
同じで、特別なことではありません。

ただ、そうした手法があり、
とても有効で実用的だ、と
知っているかどうか、

そして実際にそれを身につけるために
少しの間、練習するかどうかで、
その後の人生の生きやすさが
格段に違ってきます。

ですから、この有効なツールを
あなたの人生にも積極的に
取り入れていっていただければと思います。

ーーーーー

上の例は職場の人間関係ですが、

例えば、不登校になり
引きこもってしまったわが子に
強引に説得したり、叱るのではなく

相手の心情を自分のことのように
感じる経験ができるので、

親の価値観で一方的に推し進めることが
いかに役に立たないか、
実感的にわかることができるでしょう。

ところで、相手に怒っている、
不満を持っているときには
相手になりきるのはしたくない、
と感じがちです。

その理由は、相手の立場になってみたら
相手なりの事情や言い分があるのをわかり、

今みたいに自分の見地だけで
主張できなくなるのを、直感的に
わかっているからではではないでしょうか。

ーーーーー

補足ですが、
アメリカのネイティブインディアンは
昔から、ある程度の年齢になったら

「自分の『パワーアニマル』を
探しに行く旅に出かけ、
それと一体化して、
その力をもらって帰ってくる」

という儀式があるとのことです。

このパワーアニマルを獲得して、
初めて「大人」として
認められるのだそうです。

パワーアニマルの力は、
例えば

鷲→高みから物事を俯瞰的に見て判断する
リス→予め資源を貯蓄して、乏しい時期に備える

などがあります。

現代社会に生きる私たちはもちろん、
これをこのまま取り入れる必要はありませんが、
こうした考え方を持っている人たちが
いるということを知り、

そうした考え方に親しむ時間を
持つようにするだけでも、
あなたの潜在意識が刺激を受け
変化を始めます。

面白いことに、こうしたパワーアニマルを
カード化して、タロットカードや
オラクルカードみたいに
使うための本も出ています。

パワーアニマルを描いた
「メディスン・カード」付きです。

ご関心のある方は
こうしたもので遊ぶのも
良いかもしれません。

・・・と思ったのですが、
今確認したら、
既に絶版になったようです。

しかし同じ著者による
以下の書籍がありましたので
参考に挙げておきますね。


カテゴリー: ストレス, スピリチュアル, メンタルヘルス, 引きこもり | コメントをどうぞ

催眠を使って、人間関係も自分も改善する方法


こんにちは!
ホリスティック精神科医の浜野ゆりです。

 

現代社会では、もっぱら効率的に
合理的に、いろいろなタスクをこなしたり、

計画に沿って理論的・合理的に
判断し行動することが最良だ、
という価値観にあります。

 

しかし実際には、効率を追い過ぎて
心身が消耗してしまったり、

頭では「これが一番合理的だ」
と思ったのに、予想外の因子が
出てきてやり直しになったりと、

必ずしも論理的思考だけでは
最良の判断や行動ができるとは限りません。

 

一方で、瞑想を行ない、適度な
リラックスと集中の両者をできる
意識状態に自分を持っていけると、

表面的には理由がわからないような
選択をして、しかし結果的には
それが最良だった、ということも

珍しい体験ではなく、日常的に
よく起こることになります。

 

また、対人関係、例えば
親子、夫婦、あるいは職場の同僚や
上司部下関係などにおいても、

頭で--つまり左脳的・論理的に
考えるだけでは、必ずしも
良い人間関係を築けません。

 

人間は感情の生き物なので、
気が合わないと思う相手や
「自分を攻撃ばかりしてくる」
と感じる相手にも、

相手なりにそう言動することしか
できない感情があり、

それをあなたが理解し
上手く対応できないと、なかなか
良い人間関係を持てないのです。

 

「でも、相手の身になるのなんて、
難しいよ~」
といわれるかもしれません。

 

そもそも「自分が正しくて、
相手が間違っている」という
前提を手放したくないという感情が
自分の中に湧き起るので、

「相手のことなんか、理解したくない」
と、思いがちだからです。

 

しかし、他人との関係を改善し
自分も心の自由を手にするためには、
いったん「自分」への執着を手放し
相手になりきってみる経験も必要です。

 

で、この「相手の立場になる」というは
通常の左脳的意識のモードではかなり
難しいのですが

(感情的抵抗感があるのに加えて、
「そんな、『勝手に相手の身になったつもり』で
独りよがりになっているだけでは?」
と批判する心の声が聞こえてきてしまうので)、

リラックスした瞑想状態に入ると、
それまで全くそうした経験がない人でも
「相手の身になる」体験は可能です。

 

私の「ホリスティック・カウンセリング」
の受講生の方たちに対して先日
行なったワークショップでは、

この「相手になりきって、
相手が生きている世界を体験する」
というワークをしました。

 

形式は、いわゆるグループヒプノ
(集団催眠)で、
予め各人が設定しておいた人物
(今回のワークでは「あこがれの人」)

と美しい庭で出会い、相手の中に
入り、その相手として
世界を体験する、というものです。

 

ワークでは穏やかなBGMを
かけつつ、参加者がイメージに
入り込みやすいような暗示
(誘導)をしていきました。

 

ワークを通じて
社会的成功を収めた人物の、
自信のある落ち着いた、明るい気持ち
を感じた方や、

その場面に入ったとたんに
ひんやりした体感を感じ、
催眠から戻ってくると
再び温かくなった方

などの体験が、
ワーク後のシェアリングの時間で
語られました。

 

以前私が行なった方の
催眠療法でも、その日の
中核的な場面にイメージ上で入った際に

急に部屋が明るくなったと感じたり
(実際には照明等、変えていません)、

数十分のセッションを
15分くらいに感じたりといった、
感覚の変容を経験された
ことも多かったです。

 

リラックスし、内面に集中すると
覚醒状態とは異なる脳波になり
意識状態が変わるので、

時間の感覚を含め、さまざまな
感覚が普段とは変わるのです。

 

この意識状態では心はより自由になるので、
普段の覚醒状態では先入観や前例といった
ものに縛られているのとは違い、

一見無関係な記憶と記憶が結びついて
ハッとするような気づき、洞察を
得られることも少なくありません。

 

実際、脳科学・心理学と経営学と
結び付けての起業塾を開催している
経営コンサルタントの中井隆栄氏は、
脳や意識のこうした特性を活かして

・アイディア発想
・商品開発
・問題解決
・学習、記憶効果を高める
・コストパフォーマンスが最高になる会議
・ほしい情報や物を引き寄せる

などの方法を助言しておられ、
多くの塾生が入塾時よりも数倍の
売り上げを挙げていくそうです。

 

なお、本記事で使っている
「催眠」と「瞑想」は、
ほぼ同義語だと思っていただいて
結構です。

 

現代の脳科学者たちは、
顕在意識(普段私たちが自覚している「意識」)
と潜在意識(無意識)の割合は
99:1(学者によっては99.9:0.01)
だと言っているそうです。

 

そして最近の精密医療機器の発達により、
普段意識をどのように使っているかで
脳の特定の部位の機能が増すだけでなく、

その機能をつかさどる脳の部位の
体積も増す、といった知見も
得られています。

 

すなわち、「意識が脳を変える」のです。

瞑想(催眠)を上手に生活に取り入れて、
脳の機能アップとメンタルアップ、
そして人間関係も良くしていきませんか?

 


カテゴリー: メンタルヘルス, 催眠療法, 瞑想 | コメントをどうぞ
  • 2018年4月
    « 3月    
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    2930