「感謝」の反対は「当たり前」


こんにちは!
ホリスティック精神科医の浜野ゆりです。

前回の記事
『ありがとう』は最高の即効精神安定剤
では、

ありがとうと感謝すると
自動的にリラックスする

→自律神経、ホルモン、免疫系にも
良い影響を与え、
実際に健康状態が良くなる

ことを説明し、感謝は

(1)自分の精神安定剤である

(2)人間関係を良くする

(3)経済状態を良くする

(4)健康状態を良くする

という、4つの大きな実用的効果
があることをお伝えしました。

逆に、既に恵まれている点を

「そのくらい当たり前、普通でしょ」

と受け止めると、
感謝できることがなくなり、

「自分の人生は、良いことがろくにない」

と感じてしまいがちになります。

「でも、毎日そんなに
良いことばかり起きないから
しょっちゅう感謝するなんて、無理」

と感じたあなた。

こんな例もあるのです。

『夜と霧』

精神科医である著者はユダヤ人だったため
ナイツの強制収容所に入れられ、
想像も及ばぬ苛酷な環境を生き抜き
ついに解放されます。

しかし家族は収容所で命を落とし、
たった1人残されての生還だったそうです。

このように、明日殺されるかもという
極限状態においてさえ、

「感謝できること」を意識することで
希望が持てて生命力が上がり、
命をながらえることができたのです。

・また、松下電器(現:パナソニック)
創立者の松下幸之助氏は、今や
「経営の神様」
と呼ばれるほどの伝説の人ですが、

生まれ育った環境は決して
恵まれたものではありませんでした。

しかし、同様の環境に置かれて
不本意な人生を送る人たちとの違いは、
彼の考え方から来ています。

彼は著作で、こう言っています。

自分が成功した理由は3つある。

1つは家が貧乏だったこと
(父親が2度にわたり事業で失敗)、

2つめは学歴がなかったこと(尋常小学校を
4年で中退し、9歳で丁稚奉公に出される)、

3つめは病弱だったこと」。

つまり

1.貧乏だったから、お金を得る
方法を必死に
考えた

2.学歴がないから、早くから社会に出て
実業経験を積めた

3.病弱だったから、人にどんどん
仕事をやってもらう方法を
考えることができた

となるのです。

いずれも普通は
「自分が成功しない理由」
に挙げがちなことばかりです。

「いやあだって、それは
松下幸之助だからできたんでしょ。
特別なんだよ」
という方へ。

例えば、

ケンタッキーフライドチキンの
カーネルおじさん

オリジナルレシピを企業に1000回
売り込みに行ったが断られ、
1001回目でようやく受けてくれる会社と出会い、
そこから大ブレークした

エジソンは電球のフィラメントを
あらゆる素材で試したが失敗続き。
1万回目に日本の竹を試して
ようやく成功し、発明王となる

等々、どんな不利な状況でも
そのポジティブ面にフォーカスすることで
気分を変え、アイディアを
出せる精神状態にし、

その結果ついには成功した、
という実例には枚挙に
いとまがありません。

彼らは結果として成功したから
歴史に名を残していますが、

最初は他の一般市民となんら
変わらないところから
スタートしたのです。

失敗し続けてもあきらめずに
自分を信じ続けたからこそ
最後には成功できたのです。

「別に自分は大成功者に
なろうとまでは考えてない。
この心身の不調や人間関係の悪さ、
金銭的不自由を何とかしたいんだよ」

というあなたへ。
以下の動画を参照してください。

※ただし「生まれ変わり」についての話も
出てくるので、そこに抵抗を感じる人は
そこを無視しても良いです。
冒頭数分間の「現世における心のスキル」
という意味だけでも十分役立ちます。

・斎藤一人
「感謝をすると消える、
あなたが抱えてる問題!」

・・・・・・・・・・・・・・

更に、もしどうしても
「感謝する気になどなれない。
でも現状を良くしたい」
という方へ。

それならばせめて、口先だけでも良いので
毎日何度も「ありがとう」を連発しましょう。

言葉にはそれ自体にパワーがあるので
(よく、「言霊(ことだま)」といわれる
音のエネルギーです)、

はじめは全く気持ちが伴わなくても
構いませんので、とにかく
「毎日」「できるだけ多く」
「ありがとう」を唱えましょう。

おまじないだと思って、
日に数十回以上は言い続けましょう

言葉の響きを聞き続けているうちに
何となく、気持ちがリラックスし始めます。

これはある種の自己暗示ともいえますが、
普通の生理学的反応であり、効果です。

リラックスに自律訓練法や
催眠療法が良いと聞いて、
そういうセラピーを受けに行ったり、
自習本やCDを使って自分でやろうとしても

「リラックスできない」「力が抜けない」
と訴える人が時々おられますが、
そういう人も、まずは「ありがとう」
の言霊パワーを使うと良いです。

あとは実行するだけです。
前述の(1)~(4)の効果を
あなたが手にすることが
できるか否かは、

ただただ、あなたが以上の行動を
実行するか否か。
それだけにかかっています。

あなたが幸せになるかどうかは、
あなたの意志次第なのです。


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「ありがとう」は最高の即効精神安定剤


こんにちは!
ホリスティック精神科医の浜野ゆりです。

あなたは毎日、何回くらい
「ありがとう」
と(言葉に出す、心の中で唱える
のいずれでも)言っていますか?

「いやあ、そんな良いことや
楽しいことばかり起きないんだから
そうそうありがとうという
場面はないよ」

という感覚でしたら、要注意です。

感謝が少ないと、自分自身が
感じる人生の喜びも
少なくなってしまいます。

よく、
「感謝しましょう」
とこれまでもいろんな場面で
いわれてきたことと思いますが、

多くの人は(親や教師等も含めて)
感謝するのが良い本当の理由を
説明せずに言っているため、

「礼儀、マナーだから」
「道徳的、人道的意味で」

いうべきなのだろう、
と思っている人が多いようです。

しかし、実際には感謝は

(1)自分の精神安定剤である

(2)人間関係を良くする

(3)経済状態を良くする

(4)健康状態を良くする

という、4つの大きな
実用的効果があるのです。

だからこそ、本当の成功者
(経済的、社会的のみならず
家族関係や自身の精神状態も
非常に良い人)

は、積極的・意識的に
毎日感謝しています。

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そうした人たちは
自分の部下や後輩、あるいは
出入りの業者さん、

買い物や食事に入った先の店員や
乗ったタクシーやバスの運転手、
泊まったホテルのフロントや清掃員・・・

とにかく皆に笑顔を向け、
機会あるごとに「ありがとう」
を言っています。

いわれた相手は当然嬉しくなるので
その人との関係も(たとえ
行きずりであっても)
なごみます。

すると「ありがとう」と言った
自分も気分が良くなるでしょう。

で、「感謝しよう」と意識すると
感謝する理由が見つかりやすくなり

→感謝する
→気分が良くなる
好循環が起きやすくなります

これを毎日何度も経験していると、
気分が和む→リラックスする
→自律神経の過緊張がなくなる

という状態になります。
すると

・ストレスホルモンの分泌が減る
・免疫力が上がる
(過剰な免疫は正常値に下がる)

その結果、

・種々の不快な心身の諸症状が
出にくくなる

・高血圧、糖尿病、ぜんそく、アトピー・・・
といった、さまざまな生活習慣病や
アレルギー疾患が改善する

こうした機序で、心身の不調が
出にくくなるのです。

また、お金は人を通じてやってきます。

だから、あなたが周りの人たちと
良い関係を築けると、その人たちの
紹介で、希望の仕事やそれによる
収入を得やすくなります。

以上のような因果関係があるので、

その最初の開始のきっかけである
「ありがとう」
という言葉は、非常に強力な

豊かさ(金銭のみならず
愛情や健康など含めて)へのスイッチ
なのです。

次回の記事では、
「だって、毎日そんなに
良いことばかり起きないよ」
という方のために、

どんな「ひどい」状況でも
必ず感謝できることはある、という
事実について、
例も挙げながらお伝えしますね。


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認知症の人もうつになる?


こんにちは!
ホリスティック精神科医の浜野ゆりです。

先日、下記のご質問が寄せられました。
他の読者の方々にも
お役に立つかと思いますので、

ブログ/メルマガ上で
回答させていただきます。

・・・・・・

Q 仕事で認知症の方のサポートをしています。

凄く不安感の強い人がいますが、
どう接していいか解らないです。

認知症からうつ状態なる
ケースはあるのでしょうか?
声掛けなど何かアドバイス下さい。

・・・・・・

A ご質問、ありがとうございます。

うつ状態は、病名がどんな
人であっても、起こり得ます。

身体でたとえれば、
「腹痛」は、いろいろな原因で
きたしますよね。

例えば
・胃潰瘍
・食中毒
・外傷(怪我や手術)
等々があり得ます。

同じように、「うつ状態」も
その人の精神科的病名が
何であろうと、十分
起こり得る状態です。

例えば、

うつ病

・不安障害(パニック障害、
社交不安障害、強迫性障害、等)

統合失調症

パーソナリティ(人格)障害

認知症

身体疾患によるもの
(脳梗塞後や、脳腫瘍によるものなど)

手術後

薬物性(ステロイドや
インターフェロンなど)

等々です。

不安やうつ状態にある認知症の
人への対応法ですが、
最近知られるようになってきた
「ユマニチュード」がお勧めです。

その独自の対応法で
従来とは比較にならないほど
患者さんの不安を軽減し
介護者とのコミュニケーションが
改善する効果がわかってきました。

下記書籍などを
ご参照ください。


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「楽しい」で選択するのが「正しい」わけ 


こんにちは!
ホリスティック精神科医の浜野ゆりです。

これまで何人か、メルマガ読者の方から
コメントやご質問があり、

きっと他の読者の方にも役立つと
思いますので、ここで
お答えしていこうと思います。

・・・・・・

「強い不安感や恐怖心は薬と、瞑想で
少しづつよくなってきたのですが、

うつがひどく、楽しいことが考えられず、
自分はなにもできないというところに
はまってしまっているようです。。

頑張ろうとしすぎて悪化することも
繰り返していたので、

今、頑張るときなのか、
休むときなのかそれもわからず、
悶々としています。」

・・・・・・

緊張や不安がある程度軽減しても
落ちこみが良くならない、
やる気になれないという場合、

「やりたいこと」

よりも

「やるべきこと」

を長年優先してきた、
という人が多いです。

すると、~したいという気持ちを抑えて
「べき」ことばかりするので、

それをし続けるうちに、
そもそも自分が何をやりたいとか
何を好きだとかいう感覚が
退化してしまうのです。

そして楽しみを抑え、
奪われ続けた心は疲弊し、
うつになります。

これは長年「楽しむこと」
を許されなかった
あなたの心による、
一種の抗議の表明です。

ですので、対処法は

「やるべきことを頑張る」

のではなく、

「したいことを優先して、
しかもすぐやる」

ことです。

「したいことがわからない」

状態の方は、次善の策として

「一番やりたくないこと、
面倒に感じることは拒否する、
少なくとも延期する」

のを実行することです。

すると、徐々に自分の感情のうち
ポジティブなもの、例えば

面白味、楽しさ、快適だなあ、嬉しいなあ

といったことを少しずつ
感じられるようになっていきます。

感性も、あまりにも使わないでいると
「ナマる」のです。

この辺りのことを、
斎藤一人さんが
動画でわかりやすく
話してくれています。

(最初の10~20分程度を
聴くだけでも役立ちます)

「楽しき選択」


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痛風を避けたければ、甘いドリンクは止めよう


こんにちは!
ホリスティック精神科医の浜野ゆりです。

今回は直接のメンタルの話題ではないですが、
栄養療法に関わることなのと、

肥満や糖尿病といった生活習慣病は
うつ病の発病率も上げますので、
お伝えしますね。

よく、
「痛風にならないために、
プリン体を避けよう。
例えばビールとかイクラとか」

などという話を耳にされると
思いますが、

実際にはそれ以上に
身の回りにあふれ、

よほど意識していないと
過剰摂取で痛風へ突き進む、
というものがあなたの
生活の中にもあります。

それは「糖質」。

「いや、自分は甘党じゃない
から大丈夫」

といっている人も、
毎日どんぶり飯を食べたり
(あるいはご飯をお代わりする)、
ラーメンなど麺類大好き、

スイーツは食べないといいながら

加糖缶コーヒーや
スポーツドリンク、
野菜ジュース
は常飲する・・・

という
生活習慣なら、
あなたの痛風リスクは
決して低くはありません。

医師向けのニュースレター
「メディカル・トリビューン」
2014年3月6日号では、

「ソフトドリンクは高尿酸血症の危険因子」

という記事が載っていました。

近年、果糖の摂取と尿酸値の上昇
との関連性が指摘されていますが、

聖路加国際病院クリニック予防医療センター
管理栄養士の小倉祐紀子氏による研究で、
標題の内容を発表していました。

ソフトドリンクの強い甘味を
安く大量に作れる
異性化液糖(果糖ブドウ糖液糖)
を飲んでいると、

多量に含まれる果糖の作用で
尿酸値が上がってしまうのです。

普段の食生活で、果物を
常識的な量で食べるのは
ほとんど問題のない人が多いのですが、

ソフトドリンクはそうした食材よりも
はるかに多量の果糖を短時間で
摂取してしまうことになり、
危険なのです。

例えば、あるソフトドリンクでは
500mlにつき、果糖を
32~57.6g含有。

ちなみに
リンゴ1個(250g)で20.2g、
みかん1個(100g)で4.2g
の含有量ですから、

ソフトドリンクがいかに
多量に含まれているかが
おわかりと思います。

また、下記もご覧ください。

果糖は肥満・2型糖尿病の真犯人?

この記事の中で著者は
「ソフトドリンクからの『果糖』摂取は
高脂肪食を続けている状態!」

と述べ、またアメリカの
下記調査に言及しています。
(文中にある「コーンシロップ」は
前述の「異性化液糖」と同じです)

アメリカ人の20世紀(100年)の
食生活変化を調べた疫学調査によると、

1935年から1996年までに
アメリカの糖尿病者は765%も増加しましたが、
摂取エネルギー量はそれ程
増えたわけではありません。

統計学としてみると、肥満、糖尿病の
増加に相関するのはコーンシロップのような
精製糖質の急増

全粒食の減少による『食物ファイバー』
の摂取不足でした。

タンパク質と脂肪の摂取は
肥満・糖尿病と関連がなかったのです。
[Am J Clin Nutr. 2004;79;774-779]

ーーーーーーーー

現代生活で、無自覚に生活していると
いつの間にか糖質過剰に
確実になります。

店舗で買う商品はもちろんのこと、
自動販売機でも、甘いドリンクは
避けることを常に意識しましょう。

また、身体が作られる時期にある
子供~未成年が毎日ソフトドリンクを
飲んでいると、

肥満だけでなく
若年性糖尿病や高脂血症
(脂質代謝異常症)、
高血圧などが早く発症します。

・冷蔵庫に常に甘いドリンクが常備されている

・移動中の飲み物はジュースや
 甘い紅茶やコーヒー

・・・といったことが習慣に
なっていると、早くに
生活習慣病を発病します。

約30年前に

「アメリカでは小学生でも
糖尿病が増えている」

と聞いた時には驚きましたが、
今や日本もその状態に
なってきています。

親の意識が、そのまま
子供の生涯の体質を左右するのですから、

ぜひ、日々子供たちが何を
口にしているかは
注意を向けていただければと
思います。


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「ネガティブ」かどうかは見方次第


こんにちは!
ホリスティック精神科医の浜野ゆりです。

「ものは言いよう」
といいますが、実際、現状が
全く同じでもそれをどう捉え、
表現するかで、それに対する
自分の気持ちもずいぶん変わります。

例えば、一日忙しかった後
「疲れた」
と何度も口に出していると
ますます疲労感が強まったり、

何でいつもこうなんだろう」
「嫌だな」
「どうせ自分なんて・・・」

などとまで考えが広がってしまい、
暗い気分になりやすく
なってしまいますが、

「今日も、よくがんばった!」

と表現すれば、がんばれた自分を
認める気持ちを感じやすくなり、
ストレス度が減ります。

ただ、普段ネガティブな言葉遣いを
している人ほどそれが習慣化していので、

「ポジティブな表現にしよう」

と思っても、なかなか
思いつくのが難しかったりします。

最初のうちは、積極的に
ポジティブ表現を学んで、
ボキャブラリーを増やす
必要があるでしょう。

スマホ用のアプリ「ネガポ辞典」は、
ネガティブワードをポジティブな表現に
転換した例を集めたもので

(なかなかユーモラスで
思わず笑いがこぼれるものも)。

 iPhone 用

アンドロイド用

書籍版もあります。

参考にしてくださいね。

そして、嫌なことがあった時、

「さあ、これをどうやったら
ポジティブ表現に変えられるかな?」

ゲーム感覚で向き合えるように
なればしめたものです。

なぜならそういう目で見ている時には、
すでにその出来事に100%巻き込まれて
いるのではなく、心理的に
距離を置けているからです。

すぐには難しい境地でしょうが、
練習によって誰にでも可能なことです。

あなたのストレス軽減のために、
ぜひやってみてくださいね。

 

 


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